手続き

結婚後に必要な名義変更一覧!必要なもの・手続き内容をわかりやすく紹介

手続き

結婚によって名前や住所が変わる場合、名義変更や住所変更の手続きが必要です。

今回は、結婚後に必要な名義変更を「すぐ行うべき名義変更」と「なるべく早く行いたい名義変更」にわけて解説しています。

また、スムーズに進めるための理想的なスケジュールも紹介していくよ!

忙しい中で少しでも効率よく名義変更ができるよう、ぜひこの記事を参考にしてください。

※2022年12月時点の情報です

結婚後、名義変更を行う前にやっておくべき3つの手続き

名義変更が必要なものの多くは、住所も一緒に登録されています。

結婚にともなって、パートナーの住まいに引っ越したり、新居を構えたりして住所が変わる場合、新しい住所での手続きが必要です。

したがって、名義変更をする前にまずは新しい住所を届け出る必要があるのです。

結婚後、名義変更を行う前にやっておくべき3つの手続き

円滑に各種名義変更を進めるためには、旧姓や旧住所で登録されているものを新姓や新住所に変えてから行います。

転出届・転入届、もしくは転居届

結婚を機にそれまで住んでいた土地から離れる場合は、転出届・転入届を提出する必要があります。

まずは転出届、次に転入届の順番で手続きします。

【転出届・転入届について】
転出届 転入届
提出する
タイミング
住んでいた土地を離れるとき 新しい土地へ移り住むとき
届出先 これまで住んでいた市区町村の役所 これから住む市区町村の役所
届出をする人 本人または世帯主 本人または世帯主
手続き内容 「転出証明書」を発行してもらう 引っ越し後14日以内に
転出証明書とともに転入届を提出する
必要なもの ・印鑑(認印可)
※本人が手続きする場合は不要
・国民健康保険被保険者証
・本人確認書類
・マイナンバーカード
・印鑑(認印可)
※本人が手続きする場合は不要
・転出証明書
・年金手帳
・本人確認書類
・マイナンバーカード

本人確認書類の詳細はコチラ

結婚にともなって引っ越しはするけれど、同じ市区町村内での引っ越しの場合、転出届・転入届ともに必要なく、「転居届」を市区町村の役場に提出します。

こうすることで、新しい住所での登録が完了します。

住民票の取得

新住所での登録が完了したら、住民票を取得します。

住民票はこれから行う名義変更に使うものなので、必要枚数を事前に調べたうえで取得しましょう。

【住民票について】
届出先 住民票がある市区町村の役場・コンビニ(マイナンバーカード必須)
届出をする人 本人または世帯主、代理人
必要なもの ・印鑑(認印可)※本人が手続きする場合は不要
・国民健康保険被保険者証
・本人確認書類
・発行手数料100~300円(自治体によって異なる)

本人確認書類の詳細はコチラ

基本的には住民票がある市区町村の役場で取得しますが、転出届・転入届、または転居届を提出してすぐにマイナンバーカードの名義変更を行えば、その更新されたマイナンバーカードを使ってコンビニでも発行可能です。

印鑑登録

結婚前に使っていた印鑑には、旧姓での名前が刻まれていたことでしょう。

結婚したことで姓が変わり、印鑑に記されている名前ではなくなった時点で、その印鑑登録は自動的に失効するので、自分で廃止手続きを行う必要はありません。

【印鑑登録について】
届出先 住民票がある市区町村の役場
届出をする人 本人または代理人
必要なもの ・実印として登録したい印鑑
・本人確認書類
・発行手数料200円~300円(各自治体により異なる)

本人確認書類の詳細はコチラ

名義変更をする際、認印の使用が認められているものも多く、実印が必要になる場面はそう多くはありません。

しかし、各種手続きをしている中で一緒に済ませておいたほうが便利です。

【認印と実印の違い】
認印 実印
・宅配の受け取りなど、普段から使える
・印鑑登録されていない
・シャチハタなどのゴム製でも可
・市販されている大量生産のハンコでも可
・印鑑登録をし、印鑑登録証明書が発行される
・公的な書類や契約などに使用
・シャチハタなどのゴム製は不可
・複製されると危険がともなう

管轄する住所が変わらない、かつ苗字も変わらない場合は、印鑑登録の手続きは不要なんだね。

結婚後、すぐに行うべき名義変更一覧

結婚後、以下の名義変更はすぐに行うことをおすすめします。

【すぐに行うべき名義変更一覧】
名義変更の種類 期間の目安 申請先 土日祝の手続き
マイナンバーカードの名義・住所変更 引っ越し後14日以内 住民票がある市区町村の役場 ×
公的医療保険関連の名義変更 引っ越し後14日以内 住民票がある市区町村の役場 ×
運転免許証の名義・住所変更 できるだけ早く 運転免許センターや警察署 都道府県によって異なる
自動車(車検証)の名義変更 結婚後15日以内 車検を行う業者など 申請先によって異なる
銀行口座の名義・住所変更 できるだけ早く 銀行・インターネット 申請先によって異なる
クレジットカードの名義・住所変更 できるだけ早く クレジットカードの会社窓口 申請先によって異なる
会社関連の名義・住所変更 できるだけ早く 勤めている会社 申請先によって異なる

それぞれを詳しく解説していきます。

マイナンバーカードの名義・住所変更

マイナンバーカードは、名義変更の場面でもさまざまな場所で活躍するので早めに更新しておくと便利です。

【マイナンバーカードの名義・住所変更】
申請先 住民票がある市区町村の役場
申請者 本人または世帯主
手続き内容 変更があってから14日以内に申請して更新する
手数料 0円
手続き可能日 役場の開庁日
印鑑の種類 必要なし
必要なもの ・マイナンバーカード/通知カード
・本人確認書類

本人確認書類の詳細はコチラ

マイナンバーカードの名義変更をしないでおくと、マイナンバーカードを使った機能が使えなくなる恐れがあります。

また、手続きなどで「不備」とされ、手間がかかってしまう可能性があるので注意しましょう。

マイナンバーカードをまだ作っていない方は、この機会に発行してもらうのもひとつの方法だね!

公的医療保険関連の名義変更

公的医療保険関連には以下の3つがあります。

それぞれの手続きについて解説していくので、自分に当てはまるものを確認してください。

国民健康保険

自営業を営んでいる人など、会社勤めをしていない人は国民健康保険に加入しています。

【国民健康保険の名義変更】
申請先 住民票がある市区町村の役場
申請者 本人または世帯主
手続き内容 変更があってから14日以内に申請
新しく加入する場合は退職後すぐに加入手続きを行う
手数料 0円
手続き可能日 役場の開庁日
印鑑の種類 認印
必要なもの ・国民健康保険証
・退職日がわかる書類(新たに加入する場合)

国民健康保険の名義変更をしないでおくと、保険料が全額自己負担になる恐れがあります。

結婚を機に退職する場合は、退職後すぐに手続きをしておこう。

健康保険

会社に勤めている人が加入しています。

【健康保険の名義変更】
申請先 勤めている会社
申請者 本人
手続き内容 変更があってから14日以内に申請
手数料 0円
手続き可能日 勤めている会社の営業日
印鑑の種類 認印
必要なもの ・結婚届
・配偶者の年金手帳(被扶養者として加入する場合)

健康保険の名義変更をしないでおくと、保険料が全額自己負担になる恐れがあるので注意しましょう。

結婚を機に退職し、配偶者の扶養に入る場合は、年金手帳を提出すると会社側が扶養手続きを行ってくれるよ!

共済組合保険

公務員とその家族が加入しています。

【共済組合保険の名義変更】
申請先 所属所
申請者 本人
手続き内容 変更があってから14日以内に
「組合引証等記載事項等変更報告書」を提出
手数料 0円
手続き可能日 所属所の営業日
印鑑の種類 認印
必要なもの ・結婚届
・配偶者の年金手帳(被扶養者として加入する場合)

共済組合保険の名義変更をしないでおくと、保険料が全額自己負担になる恐れがあるので注意しましょう。

現在では、インターネットを通じてオンライン手続きを行っている共済組合もあるんだね。

運転免許証の名義・住所変更

運転免許証は、本人確認書類としても使える重要な書類なので、住所や性が変わったらできるだけ早めに名義変更を行いましょう。

【運転免許証の名義・住所変更】
申請先 免許センター・警察署
申請者 本人
手続き内容 運転免許記載事項変更届を提出し手続きする
手数料 0円
手続き可能日 都道府県によって異なる
印鑑の種類 必要なし
必要なもの ・運転免許証
・住民票
・証明写真

運転免許証の名義・住所変更をしないでおくと、更新ハガキが新住所に届かず、免許更新できないなどのリスクがあります。

免許センターは県に1ヶ所しかない地域も多いので、免許センターまで遠い場合は1日がかりの手続きになる可能性があるよ。

警察署でも手続き可能なので、自分の手続きしやすい方法でできるだけ早く名義変更を済ませましょう。

自動車(車検証)の名義変更

車検証の変更登録は、各種名義変更の中でも忘れやすい手続きのため注意しましょう。

【自動車(車検証)の名義変更】
申請先 車検を行う業者、
または運輸支局・軽自動車検査協会
申請者 本人
手続き内容 車庫証明を取得し、変更手続きを行う
手数料 業者によって異なる
※業者に委託する場合
手続き可能日 業者の営業日
印鑑の種類 認印
必要なもの ・住民票
・自動車検査証

自動車(車検証)の名義変更をしないままでおいても、車検を受けることは可能です。

しかし、万が一事故にあった場合に保険金を請求できない可能性があるので、必ず名義変更をしておこう。

自動車(車検証)の名義変更は、自分自身で行うと大変です。

車検を行う業者や整備工場に依頼すると代わりに手続きしてくれるので、そういった業者を利用するとよいでしょう。

銀行口座の名義・住所変更

結婚して苗字が変わったら、それまで使っていた銀行印も新姓のものに変更しなくてはなりません。

手続きは銀行窓口で行えますが、出向く前に新しい銀行印も用意しておきましょう。

【銀行口座の名義・住所変更】
申請先 各銀行
申請者 本人
手続き内容 変更があってからできるだけ早く手続きする
手数料 0円
手続き可能日 銀行の営業日
印鑑の種類 銀行印
必要なもの ・通帳
・キャッシュカード
・新しい銀行印
・これまで使っていた銀行印
・本人確認書類

本人確認書類の詳細はコチラ

銀行口座の名義・住所変更をしないままでおくと、キャッシュカードをなくしてしまった場合などの手続きがうまくいかず、手間がかかります。

金額の大きい引き出しも面倒になるので、注意しましょう。

印鑑登録について前述したように、この銀行口座の名義変更で使用する印鑑は、実印とは異なる印鑑の用意をおすすめするよ。

実印を銀行印として使用すると、紛失した際に手続きが難しくなることや偽造・複製され悪用される可能性が高くなるなど、さまざまなリスクがあります。

クレジットカードの名義・住所変更

クレジットカードの名義・住所変更も忘れやすい手続きなので、注意しましょう。

【クレジットカードの名義・住所変更】
申請先 クレジットカード会社
申請者 本人
手続き内容 クレジットカード会社に名義変更の連絡を入れ、
必要書類を郵送してもらう
手数料 0円
手続き可能日 クレジットカード会社の営業日
印鑑の種類 必要なし
必要なもの
(一例)
・名義変更の申請書類
・本人確認書類
・口座情報

本人確認書類の詳細はコチラ

クレジットカードの名義・住所変更をしないままでおくと、引き落としの銀行口座名義とクレジットカード名義が合わなくなるので、引き落としができません。

クレジットカードの利用停止にもつながる可能性があるので、注意しましょう。

最近では、オンラインで手続きできるクレジットカード会社も多いです。

手続き自体は短時間で終わりますが、新しいクレジットカードが手元に届くには10日以上かかる場合がほとんどだよね。

できるだけ早いタイミングで手続きを終えることで、スムーズな移行手続きが行えるでしょう。

会社関連の名義・住所変更

結婚したあとも引き続き会社に勤める場合は、会社へ結婚したことを届け出て、名義・住所変更をします。

【会社関連の名義・住所変更】
申請先 勤めている会社
申請者 本人
手続き内容 結婚届・住所変更届・給与振込口座の
名義変更届を提出
手数料 0円
手続き可能日 会社の営業日
印鑑の種類 認印
必要なもの
(一例)
・結婚届
・住所変更届
・給与振込口座の名義変更届 など
※会社によって異なるので総務課へ確認しましょう

会社関連の名義・住所変更をしないままでおくと、雇用保険や社会保険の名義変更もされないままです。

また、給与振込口座の名義とも合わなくなり、給与が振り込まれない事態にもなりかねないので、必ず名義変更を行いましょう。

名刺を持っている人は、名刺も作り直す必要があるでしょう。

結婚後、なるべく早く行いたい名義変更一覧

前述した「すぐに行うべき名義変更」よりは遅れても構わないものの、なるべく早く済ませたほうがいい名義変更手続きを解説します。

【結婚後、なるべく早く行いたい名義変更】
名義変更の種類 期間の目安 申請先 土日祝の手続き
生命保険の名義変更 できるだけ早く 各保険会社の窓口 保険会社によって異なる
携帯電話の名義・住所変更 できるだけ早く 携帯電話会社の
ショップ店頭・オンライン
ショップや手続き方法によって異なる
年金関連の名義・住所変更 できるだけ早く 第1号:市区町村の役場
第2号、第3号:会社
第1号:×
第2号、第3号:会社によって異なる
パスポートの名義変更、
もしくは再発行
海外に行く予定のある方は
できるだけ早く
都道府県によって異なる 申請先によって異なる
その他会員登録系の
名義・住所変更
よく利用する方は
できるだけ早く
各ショップ 申請先によって異なる

しなくてはいけない手続きが多すぎて「これは後回しにしよう」と思っていると、そのまま忘れてしまう可能性があります。

まずは、続きが必要な事柄を書き出して、自分がわかりやすいところに貼っておいたり、スマートフォンやパソコンを活用してスケジューリングしておいたりすると忘れないね!

生命保険の名義変更

生命保険は、自分の氏名や住所を変更することはもちろん、受取人も配偶者に変更することが多いので、保険会社のスタッフと話し合いながら進めることをおすすめします。

【生命保険の名義変更】
申請先 各保険会社の窓口
申請者 本人
手続き内容 名義や住所、受取人の変更手続き
手数料 0円
手続き可能日 保険会社の営業日
印鑑の種類 認印
必要なもの
(一例)
・名義変更に関する申請書
・本人確認書類
・変更後の口座情報やクレジットカード情報
・印鑑

本人確認書類の詳細はコチラ

生命保険の名義変更をしないままでおくと、税所得控除保険証明書も正しく届かず、なにより万が一のときに保険金が支払われなくなってしまう恐れがあります。

これを機に保険の内容も見直しするのもいいね。

携帯電話の名義・住所変更

携帯電話は毎日使う人がほとんどでしょう。

名義変更しなくても携帯電話の使用はできますが、済ませておくことで、その後のトラブルを回避できます。

【携帯電話の名義・住所変更】
申請先 各携帯電話会社の窓口
申請者 本人
手続き内容 名義や住所の変更手続き
手数料 0円
手続き可能日 各携帯電話会社の営業日
印鑑の種類 必要なし
必要なもの
(一例)
・本人確認書類
・変更後の口座情報やクレジットカード情報

本人確認書類の詳細はコチラ

携帯電話の名義・住所変更をしないままでおくと、支払い時の口座情報と携帯電話の名義が合わなくなり、支払いが遅延してしまう恐れがあります。

ショップに足を運び、窓口で手続きすると長い待ち時間が発生する可能性が高いから、来店予約をしたり、オンラインで手続きしたりと自分の手続きしやすい状況で行いましょう。

年金関連の名義・住所変更

年金には第1号・第2号・第3号があります。

自分がどれに該当しているかを確認して手続きを進めましょう。

【国民年金の種類】
対象者
第1号被保険者 ・自営業を営んでいる人
・フリーター
・無職の人
・学生など(20歳以上)
第2号被保険者 ・会社員
・公務員
・私学教職員
第3号被保険者 ・年間の収入が130万円未満の専業主婦など
(第2号被保険者の扶養配偶者)

国民年金の名義・住所変更をしないままでおくと、「ねんきん定期便」が正しく届きません。

自分のもらえる年金額が把握しづらくなるので、変更し忘れがないよう注意しましょう。

それぞれのケースについて詳しく解説していきます。

第1号被保険者

自営の人やその家族などが加入しています。

【第1号被保険者の名義変更】
申請先 市区町村の役場
申請者 本人
手続き内容 14日以内に変更届を提出する
手数料 0円
手続き可能日 役場の開庁日
印鑑の種類 認印
必要なもの ・本人確認書類
・印鑑 ※新たに第1号被保険者となる方

本人確認書類の詳細はコチラ

失業保険を受給中の方もこれに該当します。

第2号被保険者

会社に勤めている人は第2号被保険者です。

【第2号被保険者の名義変更】
申請先 勤めている会社
申請者 本人
手続き内容 会社に結婚届を提出すると、会社側が手続きしてくれる
手数料 0円
手続き可能日 会社の営業日
印鑑の種類 認印
必要なもの ・結婚届

ふうふふたりとも会社勤めをしている場合は、それぞれの会社にて手続きが必要です。

第3号被保険者

例えば夫が会社勤めをしていて、妻は専業主婦となり夫の扶養に入っている場合、妻は第3号被保険者です。

【第3号被保険者の名義変更】
申請先 第2号被保険者が勤めている会社
申請者 本人の配偶者など
手続き内容 会社に結婚届と配偶者の年金手帳を提出すると、
会社側が手続きしてくれる
手数料 0円
手続き可能日 会社の営業日
印鑑の種類 認印
必要なもの ・結婚届
・配偶者の年金手帳

扶養されるためには、年間の収入が130万円未満でなくてはなりません。

パスポートの名義変更、もしくは再発行

パスポートは名義変更の手続き完了・再発行までに6営業日を要します。

パスポートを使う予定があるのなら、早めに手続きを済ませておきましょう。

【パスポートの名義変更、もしくは再発行】
申請先 都道府県にあるパスポートセンター
申請者 本人
手続き内容 切り替え申請、
もしくは記載事項変更申請
手数料 ケースによって異なる
手続き可能日 各パスポートセンターの営業日
印鑑の種類 必要なし
必要なもの ・一般旅券発給申請書
・6ヶ月以内に発行された戸籍謄本、または戸籍抄本
・パスポート
・住民票
・証明写真
・本人確認書類
・手数料

本人確認書類の詳細はコチラ

パスポートの名義変更をしないままでおくと、パスポートと航空券の名前が合わなくなり、渡航できなくなります。

新婚旅行などで海外行きを予定している方は、出発直前になって焦らなくてもいいように、計画的に手続きを進めておこう!

その他会員登録系の名義・住所変更

ショッピングや習い事、スポーツジムなど、会員登録をしているサービスは多いはずです。

急を要するわけではないものですが、放置しておくと支払いの場面などでトラブルになる可能性もあります。

とくに使用頻度の高いものの会員登録は、できるだけ早く名義変更しておいた方がいいんだね。

結婚後の名義変更をスムーズに進める理想スケジュール

スケジュールを組んで頭に入れておくことで、さまざまな場所を行ったり来たりすることなく最短ルートで名義変更を進められます。

例えば、役場などは窓口を移動するだけで、同じ建物内で複数の手続きを済ませられます。

【名義変更をスムーズに進める理想スケジュール(平日)】
手続きの種類 内容 場所
1 婚姻届 婚姻届を提出する 市区町村の役場
2 転入届 新住所に引っ越して14日以内に手続き
3 住民票 新姓・新住所が反映された
住民票の写しを取得できる
4 マイナンバーカード 新しい住民票があれば
その日のうちに手続きできる
5 国民健康保険・国民年金 新しい住民票があれば
その日のうちに手続きできる
↓警察署へ移動
6 運転免許証 新しい住民票があれば
警察署にてその日のうちに手続きできる
警察署
↓銀行へ移動
7 銀行口座 新しい住民票があれば
窓口で手続きできる
銀行

市区町村の役場は平日しか手続きできない場合が多いから、名義変更のために1日都合をつけておくことをおすすめするよ。

銀行の窓口は平日の15時に閉まってしまうところが多いので、閉店時間までに回れるようスタートの時間にも気を配りましょう。

結婚後の名義変更に関するQ&A

結婚後の名義変更について、みんなが知りたいことをQ&A方式でまとめました。

忙しくて記事全文を読む時間がない方は、自分の気になる項目だけでもチェックしてもらえれば、知りたいことがわかります。

ここのQ&Aを読んでより詳しく知りたいと思った方は、前述している解説記事を読んでみてください。

結婚後、すぐに行うべき名義変更は?

結婚後、すぐに行うべき名義変更は以下のようなものがあります。

日常生活をトラブルなく過ごすために必要な名義変更です。

後回しにしていると、生活に支障が出てくる可能性が高いものばかりなので、婚姻届を提出したらすぐにでも行いましょう。

結婚後、すぐに行うべき名義変更については、前述している結婚後、すぐに行うべき名義変更一覧で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

結婚後、なるべく早く行いたい名義変更は?

結婚後、なるべく早く行いたい名義変更は以下のようなものがあります。

優先順位としては2位に位置するような手続きですが、だからといって先延ばしにしているとトラブルにつながる可能性があるので、できるだけ早く済ませておきたいものです。

名義変更をすべて完了しておくことで、気持ち的にもすっきりして不安なく生活が送れるよ!

結婚後、なるべく早く行いたい名義変更については、前述している結婚後、なるべく早く行いたい名義変更一覧で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

名義変更を行う前にやっておく手続きは?

スムーズに名義変更の手続きを進めるためにも、最初にやっておくべき手続きは以下のようなものがあります。

結婚後、名義変更を行う前にやっておくべき3つの手続き

これらの手続きを後回しにすると、いざ名義変更を行う際に不備として受理されなかったり、やり直しが必要になってしまい二度手間になったりする可能性があります。

名義変更を行う前にやっておくべき手続きについては、前述している結婚後、名義変更を行う前にやっておくべき3つの手続きで詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

本人確認書類とは?旧姓のままでも使える?

一般的に本人確認書類とは、以下をさします。

本人確認書類

【顔写真のある証明書】
・運転免許証
・運転経歴証明書
・パスポート(旅券)
・マイナンバーカード(個人番号カード)
・住民基本台帳カード(写真有のもの)
・身体障がい者手帳
・在留カード
・特別永住者証明書

【顔写真のない証明書】※2点必要になる場合あり
・各種健康保険証
・各種年金手帳
・住民票の写し
・住民票の記載事項証明書
・戸籍謄(抄)本
・印鑑登録証明書

でも手元には旧姓の免許証や保険証しかないんだけど、本人確認書類として使えるのかな?

本人確認書類が旧姓の場合、窓口でいくつか質問をされたり、新しい姓のわかる証明書が必要になったりする事が多いです。(例:旧姓の免許証+新しい姓の健康保険証など)

婚姻届が受理されると、自動的に新しい姓の住民票に書き換えられるため、「旧姓の証明書しか持っていない!」という方は、住民票を取得しておきましょう。

まとめ

結婚とは、人生の一大イベントであり幸せなことです。

しかし、現実では実に多くの手続きが必要で、やるべきことに追われて疲れてしまう方もいることでしょう。

面倒に思える名義変更も、自分なりにスケジュールを組んで最適な順番で行えば、スムーズに終えることが可能です。

いつまでも「手続きしなきゃ」と思いながら不安や焦りを感じながら生活するのは息苦しいものなので、できるだけ早めに名義・住所変更の手続きを終えてしまいましょう。

すべての手続きが完了できれば、気持ちもすっきりし、これから始まるパートナーとの新しい生活に向かっていけるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました